netflix,hule,amazon prime,Disney+ 4つの動画配信サービスを利用してUXの違いを考察してみた。

netflix,hule,amazon prime,Disney+ 4つの動画配信サービスを利用してUXの違いを考察してみた。

まずは、動画配信サービスの私自身の利用シーンはというとガッツリ映画一本を週末などに見るというよりは、移動中やエクササイズ中や、ちょっとした合間やながらで刻んで映画やドラマを見る感じだ。

そんな利用シーンでの使い勝手を個人的な主観で評価してみた。

コンテンツの量と質は特に評価の対象にはしない。

Netflix

UX的には一番使いやすい。
デバイス間を跨ぐ途中から再生機能の精度も高く、30分みて続きからまた見るなどの操作にストレスがない。一覧のサムネイルに途中まで見てる作品が一眼でわかるようになってるの良い。検索機能もタイトルの文字列の 近似値ヒットではなく、いろんな要素の近似値やカテゴライズで検索結果が出るので、新しい作品の出会いも確率が高い。
例えば、ターミネーター と検索しても ターミネーター というテキストでヒットする作品以外でも、似たようなアクション系、シュワちゃんが出てるアクション系、近未来系などでもヒットした作品が出る。

HOME画面でも視聴履歴からリアルタイムで同検索機能に近い事をバックグランドでやってる感じでレコメンドされたHOMEの作品リストが精度高く構築されていく。

amazon prime

他と比べると独特の思想でUXが設計されてるっぽい。
Netflixがパーソナライズを優先してるとしたら amazon primeは多数の人気作品のレコメンド→パーソナラライズ という感じに見て取れる。
途中から再生のデバイス間とのシームレスさはnetflix同等の使いやすさ。
著作権の問題なのか技術的な問題なのかわからないが、字幕版・吹き替え版が別コンテンツになってるのが個人的には使いにくい。
カテゴリーがあまり分割されていないので、カテゴリーから掘っていく探し方だとなかなか見たいコンテンツにたどり着けないが、キーワード検索はnetflix並にかなり秀逸な検索結果を出すので楽しい。

他の配信サービスと違い、扱ってるコンテンツが、Prime対象と、レンタル・購入対象のコンテンツも混在してるの今の状態になってるのだろう。
itunes と netflixを足したようなサービスですね。

hulu

ほぼほぼnetflixに近いUIだが、検索機能でのレコメンドの精度がかなり見劣りする感じだ。
キーワードの一致プラス、アクションなどのカテゴリーの一致と出演者の一致程度なのか期待を超える新しいコンテンツのレコメンドが弱い。

Disney+

マーベル、ピクサーなど制作会社毎にカテゴライズされてるのがまず謎だ。
普通にジャンル別のカテゴライズをメインに設計してもらい感じだ。

検索機能がカテゴリーを横断する機能となっているが、基本的にタイトル一致検索になってるようで新しコンテンツのレコメンド機能は皆無に感じる。

デバイス間を跨ぐ途中再生の機能に難あり。たまに最初から再生とかなってしまう。
HOMEの視聴中の作品クリックで作品の詳細に飛べず再生しかできないので途中から再生までの時間がたってあらすじを見直したい時は検索しないと行けないのでかなり面倒。

また、他の配信サービスと圧倒的に違うのは退会したら一覧の閲覧すらできなくなる。
他の配信サービスは再生ができないだけで一覧の閲覧はできるので退会後も新しいコンテンツが追加されてるかウォッチできるのでまた再入会する機会が多い。

日本の場合はdocomo IDかなんかと紐づいてるので退会も入会も面倒で一昔前の退会しづらくするサブスクサービスのようだ。

ただコンテンツは好きなマーベル、ディズニー、ピクサー等なので利用してるが。。
UXは最下位の評価になってしまった。

マーケティングカテゴリの最新記事