デマ
デマに流されて買い占めないように、冷静に!という報道をしつつ、スッカラカンになったお店の棚の映像流してやっぱり不安を煽る番組構成。
バカのか?
パニックを起こさせたいのか?
言ってる事と行動(映像表現)がアベコベだ。
視聴者を安心させたいのであれば、在庫いっぱいあります的な工場や倉庫にストックしてる商品の映像流しすべきだ。
デマを払拭したいのであれば伝えたい事実を表現するべきだ。
調査したわけじゃないが、そもそもデマはネットで拡散したが、全国にリアルに拡散したのは報道が煽ったせいだと思っている。
当然に店舗や倉庫に並んでるトイレットペーパーを映像で流すよりも、普段見慣れないスッカラカンの棚の映像の方がインパクトは大きく、それは人間が見た事ないものを見て興奮(エキサイティング)する真理と同じでエンタテインメント化され視聴率を稼ぎ広告料を稼ぐ価値観が上回ってる現実を顕にしている。
しかし、youtubeと違い、「免許事業」であるテレビ局はパブリックであることをもっとしっかり自覚して、倫理観を持ち社会にポジティブに影響を与える行動を常に気をつけて欲しい。
そんな稚拙な番組にスポンサーとなってる企業もクレームをつけたりするべきであり、それをしないのであれば恥ずべき状況だ。
一部の情報だけ報道する悪意
現在ほとんどの報道番組では感染者数、死者数の「増大」のみを数字をピックアップして「恐怖」という刺激を与える番組構成しか見当たらない。
普通に防衛すれば大丈夫だ、インフルエンザよりは弱い、などと発言しつつもだ。
2020年3月4日現在で中国では回復した人数が現在の患者数を既に上回っている事でピークアウトしたという報道もある。
1月27日~2月18日に新規感染者数は連日1,000人を超えたが、ここにきて減少傾向にある。他方、新規回復者数は増加傾向にあり、2月18日に、新規感染者数を初めて上回って以降、新規回復者数が新規感染者数を上回る日が続いている。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/03/eac25bbaa209faa5.html?fbclid=IwAR03Ui1t_elziHb_bzxK2EgtHE_-0cnGmKDr9QG_plbIhFXhPK_n4paNN4c
また、世界的に見てた回復者数の推移は当然新たな感染者数をそろそろ上回る傾向だ。
だからと言って安心してくださいという話ではない。
良いニュース、悪いニュースを公平に伝え、受信側が公平に情報を判断できる環境を作るのはパブリシティの責任であるのではないかと思う。
悪いニュースばかりの情報では当然多くの判断が偏る。
情報を切り出して報道するのはマスコミの得意技だろうが、これはスキャンダルではない、災害で命がかかってるかもしれない情報だ。
ちゃんとして欲しい。