大連に行くと時間があればというかなるべく行くようにしてるのが、このJAZZ BAR「花満都」。
確か「ふわまんろぉう」と発音する。
私のJAZZのイメージは「下品」だ。
禁酒法時代 ニューヨークのハーレムで全盛期だったJAZZはまさしく不良の文化だ。
照明やネオンの配色などが下品w・・・。サイバーパンクっぽくも見えるがとにかく好みだった。
サイバーパンク好きだし。
演奏などのクオリティもいい線行ってると思う。
中国大連の酒場のビール1杯の相場は8元くらい。
日本円にすると約100円程度だ。
ここは、30元~50元とる。
ビールの銘柄がいいのもあるが、その為客層もヨソと比べたら品が良く日本人も安心して居座れる。
映像ではわかりずらいけど、広さは100平米はある。
中央に円形のネオンで飾られた円形のカウンターがある。
演奏は比較的おとなしめのJAZZが多い。
ボーカルはおっさんに見えるが女性。
客層をさっき品がいいと言ったがやっぱ違うかもw
成金趣味の男が多い。
もちろん、白人・黒人も多い。
中国人だと前身をシャネルやGUCCIに身を包んだ女性を必ず連れている。
必ず。
もちろん、紳士的な普通の中国人も多いが、そういうチームからは必ず1時間に1人は泥酔してスタッフ4人に両手と両足を抱えられエントランスまで運び出される。
このしっぽりとした雰囲気でどうやってそこまで泥酔するんだ!?と毎回疑問に思う。
しかしながらいいJAZZ BARだ。
しかし、ここにたどり着くまでは結構苦労した。
「良い感じのJAZZ BARがある」という情報は持ってたが、日本人の私がBARに行きたいと初対面の中国人などに尋ねると120%、女が買える店を紹介しようとする。
いや、それは必要ない「不要」という中国語の単語を交えつつ、コミュニケーションをとるに苦労する。
決まって理解してもらったときは「え?そうなの?普通のBARがいいの?」というリアクションになる。
だから最初っからそう言ってるだろうがっ!
どんだけの日本人が中国に女遊び目的で行ってるのかが容易に想像できる。
いい迷惑だ。
自分も男だから否定する訳じゃないがはしゃぎすぎ。
ちなみに、クラブ(中国ではディスコとしか言わない)にも行ったがJAZZ BARしかり、入ってまず驚いたのはサウンドシステムのクオリティの高さだ。
低中高のバランスも音圧も空間のPAも素晴らしいクオリティだ。
フロアのどの場所に居ても同じ音圧で同じ音質の音を感じる事ができる。
特に今大連は年間で一番いい季節(ちなみに冬場は-20度)。
行く機会がある人は是非立ち寄って損はないと思う。