今日現在(2019年6月7日)時価総額第22位の仮想通貨NEM。
コミュニティが活発でありブランディングが秀逸だと私は評価している仮想通貨の一つだ。
NEMとは?
NEMは2015年3月にリリースされました。
NEMが有名になったのは、そう、、コインチェックの流出事件ですね。
あれは120%NEMのせいじゃなく、コインチェックという取引所の脆弱性が原因でした。NEMがハッキングされたのではなく取引所がハッキングされたので、犯人追跡などNEMは当然協力体制を強いて、逆にNEMにとっては株が上がる事件となりました。
NEMの由来
NEMとは「New Economy Movement」の略で名前にそのコンセプトも込められています。
新しい経済運動
がコンセプトですね。
有名なロゴにも「エネルギーと革新」「安定と信頼」「金融と開発」という意味が込められています。
NEMも仮想通貨商標は「XEM」です。
NEMの特徴
承認速度が速い
ブロックチェーンの生成速度が約1分という事でビットコインの10倍速いと期待されています。
安全性
NEMは一般的なアルトコインと違い完全オリジナルコードで開発されています。
それによりセキュリティが高く、他の仮想通貨の技術的なトラブルなどのネガティブ要因に引っ張られる事なく安定した価値を維持し続けやすいです。
コミュニティの強さ
NEMのロゴをはじめブランディングがしっかり行われていることによりNEMの「志」に共感する「ファン」は多いです。
コアな部分をしっかり持っているファンのコミュニティなので活動も安定してアクティブだし強固なネットワークとなっていると実感します。
NEMと言えばカタパルト
カタパルトという大きなバージョンアップをNEMは1年前くらいから計画しています。
バージョンアップのもっとも大きな特徴はやはりさらならる大幅なスピードアップです。
今最も優秀なリップル(XRP)よりも4倍の処理能力を発揮すると想定されています。
このスピードは現在の世界で最も使われているキャッシュレスキャッシュのクレジットカード決済の処理速度に匹敵する能力で経済活動においても実用化が期待されています。
また、マルチレベルマルチシグという新しい承認プロセスを導入することによりより不正を省く強固なセキュリティアップデートも含まれているようです。
実装はいつ?
イマイチよくわかってませんがつい先日(6月6日)にドラゴンという重要なアップデートを行い、マイルストーン(目標達成までの必要通過点)は確実にクリアしていってるようです。
まとめ
他の仮想通貨と比べ私が一番NEMが強いと思うのはやはりコミュニティの強さです。
志に共感したコミュニティが形成されそこで価値を共有したり、目標に向かって高め合っています。まさにコードだけではなく非中央集権的なシンボルにNEMはなっていると感じます。