ビットコインSV(BSV)上場廃止によりビットコインキャッシュ(BCH)急騰

ビットコインSVとは2018年にビットコインキャッシュのハードフォークから分裂した新しい暗号資産。

同時期にビットコインABCというのも誕生している。

ビットコインSVはビットコインキャッシュ(BCH)の機能を「より安全かつシンプルに使えるようにしたい」との思いから、主にクレイグ・ライト氏によって分裂を遂げた。

そして上場廃止。

ビットコインSVの上場廃止

バイナンスでの上場廃止。

仮想通貨取引所バイナンスは日本時間15日深夜、正式にビットコインSVの上場廃止を公式で発表。

2019年4月22日(月)19時(UTC時間の2019/04/22 10:00)にも上場廃止手続きが行われ、取引が終了する。なお、引き出しなどの対応は同年7月22日19時まで手続きが可能となる。

ビットコインSVに関しては、バイナンス社CEOであるCZ氏が4月12日のツイッターで「(Bitcoin SV陣営の)Wright氏は本物のサトシではない。」などと批判した上で、上場廃止も辞さない考えであることを示唆。本日15日にも詐欺であるとのツイートを行い怒りをあらわにしていたため、CEO判断の上で上場見直しの動きに発展したことが予想されているようです。

また、バイナンス以外の取引所も数社上場廃止を検討または決定してるところがあるようです。

上場廃止の影響

さて、その影響ですが現在暗号資産市場全体のボラディティ(変動率)が高く市場回復の兆しの中、群を抜いて上昇を見せたのが、そうですね、ビットコインキャッシュです。

ビットコインキャッシュだけ目立ってます。

バイナンスのCEOが上場廃止するだのしないだの言いだした時期くらいから結構急騰しています。

ビットコインキャッシュ(BCH)とは

そんなビットコインキャッシュも元々はビットコイン(BTC)から分裂したコインです。

ビットコインキャッシュ(BCH)は2017年8月、ビットコイン(BTC)のバージョンアップに伴い「ハードフォーク」によって誕生しました。

ちなみに、分裂した年の年末には43万円まで上昇しました。

何が違うのか?

ビットコイン(BTC)では1MBだったブロック容量を、ビットコインキャッシュ(BCH)は8MBに拡大。これにより、ビットコイン(BTC)が抱えていたスケーラビリティ問題を解決しました。

スケーラビリティ問題とは1MBなど容量が小さいと処理速度が遅くんり取引スピードが遅延したり様々な不具合が生じる可能性が大きいのですが、容量を増やすことで改善させました、という話ですね。

意見

ビットコインキャッシュは開発もかなりトップレベルでアクティブに行われ、オフィシャルサイトもしっかりメンテナンスされコミュニティ(組織)がしっかりしている印象を私は受けています。

安心感があります。

ロードマップもわかりやすく確実に丁寧にプロセスを消化していっているようです。

分裂当初からビットコインキャッシュはビットコインになると目標を掲げています。

かなり期待できます。

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