WEBメディアと仮想通貨相場の相関関係

どっちが先か?記事が先か仮想通貨の相場の動きが先か?

これは微妙なところかと思うが、私はやはり記事が先だと思う。

確かに連動している。

主流メディアで仮想通貨が取り上げられる回数が相場下落時に急増することが分かった。ブロックチェーン調査会社Clovrが過去5年間の仮想通貨相場と、公開された記事との間の相関関係を追跡した。

https://jp.cointelegraph.com/news/study-crypto-coverage-in-media-peaked-following-market-slump

2016年まではさほど大手メディアも取り沙汰していなかったが2018年は状況が変わったようだ。大手メディアの「仮想通貨関連記事」取扱件数も大幅に増えている。

しかし。。。

仮想通貨を取り上げた回数が最も多かったニュースサイトは米『フォーブス』と『ビジネス・インサイダー』で「この2つのサイトだけで合わせて1335本の記事が発表された。これら記事は、分析対象となった全メディアによる記事全体の感情の中央値よりもポジティブだった。ネガティブ側に分類された記事は413件のみだった」という。

https://jp.cointelegraph.com/news/study-crypto-coverage-in-media-peaked-following-market-slump

大手メディアだけあって意外と中立だったようだ。

ポジティブ記事、ネガティブ記事の比率やだいたい半々だったらしい。

その一方で、アメリカで最も右派のニュースウェブサイト『ブライトバート・ニュース』と、左寄りのアメリカの報道機関『ロー・ストーリー』は、合わせて累計91件の記事を公開したが、ポジティブな記事は1件のみだったという。

https://jp.cointelegraph.com/news/study-crypto-coverage-in-media-peaked-following-market-slump

私が思うにまだまだ新しもの好きの資産運用のプロではない個人投資家の動きが100%相場に影響していると思う。

彼らはそもそもディープなインターネットユーザであり「フォーブス」などの読者層とは違うはずだ。

キズモードなどそっち系かな。。と。

2017年まではそもそも「仮想通貨」に好意的な層だけしか当然仮想通貨の情報を探していなかったが2018年になり様々なメガティブな事件により「仮想通貨」というワードが一般化した。

それにより好意的でないユーザも多く仮想通貨に興味を持つことになった。

一般的にポジティブなエネルギーより、ネガティブのエネルギーの方が強い。

ニュースバリューとしてもそうだ。

ワイドショーなどを見ててもネガティブな情報の方が多いし、なぜならそのほうが視聴率を稼いでくれるからだ。

事件、事故、不正、不倫、、、etc

しかし今後大衆ではなく機関投資家が大いに参入してくれば状況は変わるはずだ。

感情に影響される度合いも減り、意味のある取引や情報がもっと増えてくると信じたい。

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